老人ホームに関する事件

特別養護老人ホーム「くすのきの郷」は昭島市の社会福祉法人「同胞互助会」が指定管理者として運営していました。問題となったフィリピン人については調布市内のNPO法人を通じて派遣をしてもらっていたといいます。また同胞互助会はこのNPO法人に対してフィリピン人ボランティアの勤務時間に応じた金額を賛助会費という名目で支払っていたといいます。
実は特別養護老人ホーム「くすのきの郷」では規定により夜間は5人が勤務することになっていましたが、再三の求人活動にもかかわらず人員は埋まらない状況が続いていました。そこで2002年4月頃からは人員を満たしているように虚偽の報告を都や区に対しては行い、欠員に関してはボランティアのフィリピン人で補っていたというわけです。フィリピン人の勤務は5年間の間に約100人にも上ったと言われています。また介護保険法の規定では特別養護老人ホームで人員が不足している場合には介護報酬を3%減額されることになっていますが、同胞互助会では正規額の介護報酬を請求していたと言うことです。

老人ホーム選びは慎重に!!


フィリピン人たちはいずれも観光ビザで来日していたため就労経験もなく、同胞互助会との雇用関係も結んでいませんでした。
実はこの事件が明るみに出たきっかけは「くすのきの郷」の管理者自身が事の次第を区に申し出たことに端を発したことがわかっています。管理人は人材確保ができないために苦渋の決断の上、名義を偽りフィリピン人ボランティアを使っていたことを認めたのです。

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